続伸、パイプラインの再稼働待ちも製品供給は不足=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=64.92(+0.02 +0.03%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.36~0.37ドル高。その他の限月は0.28~0.48ドル高。
米石油パイプライン大手のコロニアル・パイプラインがサイバー攻撃を受けた後、週末には復旧する見通しとなったものの、足元の供給が引き続き不十分であることから製品高が原油を支えた。今回のサイバー攻撃を背景に、他のインフラが攻撃されるリスクが意識されていることも支援要因。
時間外取引で6月限は下落。通常取引開始前にかけて63.68ドルまで下げた。ただ、その後は流れが反転し、下げを消すと65.48ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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