ダウ平均は反落 月末要因で調整の動き アマゾンとツイッターの反応に明暗=米国株序盤
NY株式30日(NY時間11:21)
ダウ平均 33835.09(-225.27 -0.67%)
ナスダック 14008.40(-74.14 -0.53%)
CME日経平均先物 28910(大証終比:-140 -0.48%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。本日は月末の取引ということもあり、調整の動きが中心のようだ。ダウ平均は月足で3カ月連続の陽線、ナスダックも最高値圏に上昇する中で、本日はポジション調整が出ているものと思われる。
取引開始前までに発表になった決算への反応はまちまちといったところだが、今週で決算もピークを迎える。全体的には多くの企業が1-3月は予想を上回る決算を発表していた。ただ、見通しについては強弱まちまちといった印象もあるが、株価はすでに強い内容を織り込んでいたことから、決算自体への反応は薄かった印象。
このところ力強い米経済指標が相次いでいるが、株式市場はもう一段の上値を追ってよいのかを見極めたい雰囲気も強いようだ。
決算ではアマゾンとツイッターが発表になっていた。アマゾンは予想を上回る決算を発表していたほか、今後パンデミックによる巣ごもり需要が後退してくることが予想されるが、それでも4-6月期は強気の見通しを示していたことが好感されている。株価は取引時間中の最高値を更新。
一方、ツイッターは冴えない。予想は上回っていたものの、フェイスブックやアルファベットに比べれば見劣りするとの印象のようだ。株価は大幅に下落している。
アルファベット(C) 2406.67(-23.22 -0.96%)
フェイスブック 326.48(-3.03 -0.92%)
ネットフリックス 512.49(+3.49 +0.69%)
テスラ 696.89(+19.89 +2.94%)
アマゾン 3506.50(+35.19 +1.01%)
エヌビディア 608.20(-4.80 -0.78%)
ツイッター 56.42(-8.68 -13.33%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 399.37(-2.18 -0.55%)
メルク 74.86(+1.18 +1.53%)
マクドナルド 235.19(-0.02 -0.01%)
マイクロソフト 251.20(-1.31 -0.51%)
ホームデポ 322.83(-2.51 -0.79%)
ボーイング 233.36(-2.58 -1.10%)
ベライゾン 57.45(+0.13 +0.23%)
ビザ 232.89(-3.97 -1.70%)
ハネウェル 222.09(-1.81 -0.81%)
ナイキ 132.91(-0.35 -0.27%)
トラベラーズ 155.46(-0.24 -0.16%)
ディズニー 184.51(-0.82 -0.45%)
ダウ・インク 62.53(-1.53 -2.42%)
セールスフォース 231.14(-3.22 -1.36%)
シスコシステムズ 50.67(-0.79 -1.55%)
シェブロン 103.76(-3.14 -2.98%)
コカ・コーラ 53.92(-0.34 -0.64%)
ゴールドマン 348.57(-4.40 -1.26%)
キャタピラー 225.92(-1.55 -0.67%)
ウォルマート 139.46(-0.17 -0.12%)
ウォルグリーン 53.09(+0.36 +0.69%)
インテル 58.00(-0.28 -0.49%)
アメックス 153.10(-1.53 -1.00%)
アムジェン 237.90(+3.32 +1.40%)
アップル 133.22(-0.26 -0.19%)
P&G 133.23(+0.72 +0.55%)
JPモルガン 153.56(-1.63 -1.07%)
J&J 163.54(-0.66 -0.41%)
IBM 141.21(-3.03 -2.12%)
3M 197.03(-2.02 -1.03%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。