イーベイが決算受け大幅安 オンラインショッピング熱の終わりを示唆=米国株個別
ネットオークションのサイト運営を手掛けるイーベイが大幅安。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。パンデミックで巣ごもり消費が膨らんだほか、景気対策の直接給付に後押しされた。
しかし、市場は第2四半期の見通しに失望している模様。1株利益が予想を下回っているほか、売上高も予想こそ上回っているものの、伸びは第1四半期から大きく鈍化を見込んでいる。
第1四半期の売上高の伸びは42%だったものの、第2四半期は8%~10%の伸びに留まると見込んでいるようだ。巣ごもりや景気対策によるオンラインショッピング熱が終わりを迎える可能性を示唆した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.09ドル(予想:1.06ドル)
・売上高:30.2億ドル(予想:29.7億ドル)
・総取引高(GMV):274.6億ドル(予想:263.7億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.91~0.96ドル(予想:0.98ドル)
・売上高:29.8~30.3億ドル(予想:29.5億ドル)
(NY時間14:38)
イーベイ 55.99(-6.34 -10.17%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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