ピンタレストが大幅安 MAUの伸びが今後鈍化と予想=米国株個別
デジタル画像検索収集サイト運営のピンタレストが大幅安。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、月間アクティブユーザー(MAU)が予想通りだったほか、第2四半期もMAUは横ばいを見込んでいる。
同社は、主力の米国でのMAUの伸びが、今後鈍化するとの見通しを示した。パンデミック後の経済活動の再開につれて、娯楽や人とのつながりをSNS以外の手段に求める動きが出ているという。
同社は発表資料で「米国を中心に一部のユーザーの伸びが2020年中に前倒しされた可能性が高い。3月半ば以降は制限措置緩和で人々がネットに費やす時間が減る中で、MAUは伸び悩んでおり、エンゲージメントも低下した」と説明した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.11ドル(予想:0.08ドル)
・売上高:4.85億ドル(予想:4.72億ドル)
・月間アクティブユーザー:4.78億人(予想:4.78億人)
米国:0.98億人(予想:0.99億人)
海外:3.8億人(予想:3.79億人)
・EBITDA(調整後):8380万ドル(予想:6010万ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・月間アクティブユーザー:横ばい
(NY時間13:48)
ピンタレスト 66.61(-10.97 -14.14%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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