東京株式(寄り付き)=続伸、米株高を受け買い先行
12日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比106円高の2万9874円と続伸。
前週末の米国株市場では景気回復期待などを背景に主力株が買われ、NYダウなど主要株指数は大引けにかけて上げ幅を急速に広げる展開となった。NYダウは300ドル近い上昇で史上最高値を更新したほか、米長期金利が落ち着いた動きにあることで、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も最高値更新が目前となっている。東京市場もリスクオンの流れを引き継ぎ日経平均が続伸し、3万円大台を意識する局面にある。ただ、ここ3万円台では利益確定の売り圧力の強さが確認されていることもあって、上値を積極的に買い進む動きも見込みにくい。新型コロナウイルスの感染者数増加を背景に“まん延防止”措置の対象地域が広がりをみせていることや、企業の決算発表が今後本格化することで、これを見極めたいとの思惑が上値を押さえそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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