J&Jが下落 ワクチンの有効性が66%=ダウ採用銘柄
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下落しておりダウ平均を圧迫。同社は1回接種型のワクチンを開発しているが、4万4000人余りを対象に実施された臨床試験で、中程度から重度の症状を予防する有効性が66%となった。特に重症化の予防では85%、入院と死亡の予防では100%の有効性がそれぞれ示されたという。
ただ、すでに接種が始まっている、ファイザーやモデルナのワクチンと比較すると、有効性66%は低い数値となっていることから、市場は嫌気している模様。
なお、J&Jは今回の試験結果に基づき、2月初旬に米国で緊急使用許可(EUA)の申請を行う考え。
(NY時間10:52)
ジョンソン・エンド・ジョンソン 163.59(-5.57 -3.29%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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