ダウ平均は反落 米追加経済対策の行方を引き続き注視＝米国株前半

NY株式18日（NY時間12:15）
ダウ平均　　　30139.90（-163.47　-0.54%）
ナスダック　　　12748.18（-16.56　-0.13%）
CME日経平均先物　26740（大証終比：0　0.00%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は反落。米追加経済対策への期待とＦＲＢの慎重姿勢から過去最高値水準に上昇した米株式市場も、きょうは上げを一服させている。つなぎ予算の期限を週末に迎える中、米経済対策の協議の行方を引き続き見守っている状況。ただ、米株式市場は来年の景気回復への期待を温存しており、下値では押し目買いも活発に出ているようだ。

　本日は株価指数および個別株、それぞれの先物とオプション取引の清算日を向かえている。いわゆるクアドループル・ウィッチング。それに伴い出来高が増加しているが、いまのところ特に波乱は見られていないようだ。

　米追加経済対策には個人向けの特別給付金の第２弾が含まれているが、それに伴う個人消費への期待感も出ているようだ。全米小売業協会がクリスマス前の需要増の可能性を指摘していた。特別給付金の付与はクリスマス後になるものとみられるものの、それを計算に入れた消費が高まるのではとの見方も出ている模様。しかし、きょうの小売株はまちまち。

　テスラが続伸。同社株は来週２１日（月）の取引開始前にＳ＆Ｐ５００株価指数の構成銘柄に組み入れられるが、その前に買いが入っている模様。また、きのう引け後に格付けの引き上げも伝わっており、Ｓ＆Ｐはテスラの格付けを「ＢＢ」に１段階引き上げた。

アルファベット（C）　1729.21（-18.69　-1.07%）
フェイスブック　272.18（-2.30　-0.84%）
ネットフリックス　531.20（-1.70　-0.32%）
テスラ　668.98（+13.08　+1.99%）
アマゾン　3201.00（-35.08　-1.08%）
エヌビディア　529.32（-4.33　-0.81%）
ツイッター　55.05（+0.42　+0.76%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　152.70（-0.92　-0.61%）
Ｐ＆Ｇ　137.94（-0.31　-0.23%）
ダウ・インク　55.04（+1.21　+2.25%）
ボーイング　219.68（-1.56　-0.69%）　
キャタピラー　 178.48（-0.69　-0.38%）　
ハネウェル　 210.20（-1.74　-0.83%）　
ビザ　211.20（+0.02　+0.01%）　
ナイキ　137.50（-3.00　-2.17%）
ウォルグリーン　40.92（+0.05　+0.11%）　
３Ｍ　176.39（-0.26　-0.15%）　
セールスフォース　 226.40（+0.48　+0.21%）　
シェブロン　87.34（-1.07　-1.21%）　
コカコーラ　53.01（-0.26　-0.49%）　
ディズニー　175.27（+1.72　+0.99%）　
マクドナルド　214.38（+0.13　+0.06%）　
ウォルマート　145.64（-0.46　-0.32%）
ホームデポ　271.66（-2.31　-0.86%）
JPモルガン　118.87（-0.80　-0.66%）
トラベラーズ　 138.71（+0.68　+0.49%）
ゴールドマン　 242.01（-2.42　-0.99%）
アメックス　118.08（-0.90　-0.76%）　
ユナイテッドヘルス　335.85（-5.83　-1.72%）
ＩＢＭ　125.80（+0.25　+0.20%）
アップル　 127.64（-1.06　-0.83%）
ベライゾン　60.37（+0.36　+0.60%）
マイクロソフト　 218.20（-1.22　-0.56%）
インテル　49.32（-1.33　-2.60%）
アムジェン　227.85（-3.36　-1.47%）
メルク　78.92（-0.90　-1.13%）
シスコシステムズ　45.26（+0.44　+0.98%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美