【海外市場の注目ポイント】FOMC議事録
今晩、日本時間26日午前4時に11月4日、5日に開催された米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨が公表される。今月のFOMCでは大統領選直後で開票作業中ということもあり、金融政策は事前見通し通り現状維持を決定。FOMC声明も基調判断は継続された。会合後のパウエル議長による会見では、次回12月のFOMCで示される参加メンバーによる経済・金利・物価・雇用状況などの見通し(プロジェクションマテリアル)において、予測の不確実性に関するグラフを新たに提示する見通しを示すなど、さらなる情報提供の充実を図る姿勢が示された。こうした姿勢がどのような議論の下に出てきたのか、今後の追加緩和に対する姿勢はどうなっているのかなどが注目されるところ。
執筆者 : MINKABU PRESS
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