アジア株 総じて上昇、ワクチン開発の進展期待で
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 26301.48(+285.31 +1.10%)
中国上海総合指数 3360.15(-13.59 -0.40%)
台湾加権指数 13081.72(-45.75 -0.35%)
韓国総合株価指数 2452.83(+5.63 +0.23%)
豪ASX200指数 6340.53(+41.74 +0.66%)
インドSENSEX30種 43002.45(+405.02 +0.95%)
10日のアジア株は総じて上昇。米ファイザーが開発中の新型コロナウイルスのワクチンの高い有効性が示されたとの発表で、NYダウが大幅高となった。ワクチン開発の進展期待を背景にアジア株は午前中はおおむね買い優勢で推移した。ただ、このところの上昇で利益確定の売りも出やすく、マイナス圏に沈む市場も見られた。
上海総合指数は反落。免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、自動車メーカーの上海汽車集団、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、セメントメーカーの安徽海螺水泥(コンチセメント)が売られた。
香港ハンセン指数は続伸。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、領展房地産投資信託基金(リンクリート)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)が買われた。
豪ASX200指数は続伸。一時2%超の上げとなったが、買い一巡後は上げ幅を縮小した。石油・ガス会社のサントス、ガス・石油の探査会社のオイル・サーチ、シドニー国際空港の運営会社のシドニー・エアポート、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、銀行大手のウエストパック銀行が買われた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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