続伸、米大統領選が始まるなかでリスク選好に=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=37.66(+0.85 +2.31%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.81~0.85ドル高。その他の限月は0.21ドル安~0.78ドル高。
米大統領選でバイデン氏の勝利が見通されているなかで金融市場全体がリスク選好の動きとなり、原油も上昇した。石油輸出国機構(OPEC)やロシアが来年からの減産強化について検討していると伝わったことも支援要因。ただ、欧州を中心とした新型コロナウイルスの再流行によって石油需要が減少しており、世界的な過剰在庫は再び積み上がる見通し。OPEC加盟国のリビアの生産量が一段と回復していることも重し。
時間外取引から12月限は堅調。通常取引開始後は上げがほぼ一服したものの、38.32ドルまで上値をやや伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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