反発、米大統領選を控えて買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=36.81(+1.02 +2.85%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.02~1.03ドル高。その他の限月は0.92~1.34ドル高。
米大統領選を控えて買い戻しが優勢となった。欧州を中心として新型コロナウイルスが爆発的に再流行しており、英国が再びロックダウンに入ったこともあって需要見通しは悪化しているが、米大統領選の結果次第では石油市場の展望が変わることから値動きは荒かった。
10月の米ISM製造業景気指数が59.3まで上昇し、2018年11月以来の高水準となったことも支援要因。米国でもコロナの流行がまた強まる兆候はあるが、米国の企業景況感は引き続き堅調だった。
時間外取引で12月限は33.64ドルまで下落し、5月以来の安値をつけた。ただ、その後は買い戻しが入り、下げ幅を縮小。通常取引開始後はプラス転換すると37.02ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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