WHOなどのコロナワクチン配分計画で、インド参加に向けて交渉中
世界保健機関(WHO)が共同代表を務める世界的な「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン配分計画『COVAX』」について、インドの参加に向けて交渉中であるとロイターが伝えている。WHOのブルース・エイルワード上級顧問が7日、明らかにしたもの。
同氏はジュネーブでブリーフィングを行い、「世界のどの国もそうであるように、インドはもちろん、COVAXに参加する資格があり、その視点から交渉を進めている」と説明。さらに「われわれはインドの参加を歓迎する。インドは(ワクチン)について豊富な経験がある」と述べたとされる。
インドの累計感染者数は7日、ブラジルを抜いて米国に次ぐ2位となっており、感染に歯止めがかかっていない。感染者は1日当たり9万人を超えるペースで増加している。
インドルピー円は今春以降、おおむね1.39円~1.45円のレベルで推移しており、足もとはそのレンジの上限付近にある。経済回復への期待は強いが、コロナ感染者数の増加が懸念されており、戻り売り圧力は強く、レンジ相場を上抜けられるかは微妙な状況にあるようだ。
INRJPY 1.4468

執筆者 : MINKABU PRESS
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