東京株式(大引け)=257円高、米株高など受け前週末の波乱安から切り返す
31日の東京株式市場は主力株の一角などに買い戻しが入り、日経平均は反発に転じた。一時460円高まで買われる場面があったが大引けは伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比257円11銭高の2万3139円76銭と4日ぶり反発。東証1部の売買高概算は13億4148万株、売買代金概算は2兆3508億6000万円。値上がり銘柄数は1605、値下がり銘柄数は492、変わらずは74銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末の米株高を受け、目先安心感が広がり買い優勢の地合いとなった。前週末は後場終盤に安倍首相の電撃的な辞任が伝わり波乱相場となったが、きょうは空売りの買い戻しを絡め日経平均は急反発、前週末の下げ幅を大きく上回り460円高の2万3300円台まで上昇する場面があった。菅官房長官が自民党総裁選に出馬する意向を固めたことが伝わるなか、安倍政権が行ってきた政策の踏襲が見込まれるとの見方からリスクを取る動きを後押しした。ただ、国内政治に対する不透明感も拭い切れず、買い一巡後は目先筋の利益確定売りで伸び悩んだ。物色対象としてはバフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが日本の総合商社5社の株式をそれぞれ5%超取得したことが明らかとなり、いずれも大きく上値を伸ばした。全体売買代金は2兆3000億円台と2兆円台を上回った。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が買われ、三菱商事<8058>が物色人気。このほか伊藤忠商事<8001>や丸紅<8002>など総合商社株が軒並み高となった。ファーストリテイリング<9983>も大幅高。キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>なども堅調。オリエンタルランド<4661>も買い優勢。アトラ<6029>はストップ高に買われ、セグエグループ<3968>、綿半ホールディングス<3199>なども値を飛ばした。スクロール<8005>も大幅高。
半面、KDDI<9433>が大きく売られたほか、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>など大手通信株の下げが目立つ。トヨタ自動車<7203>が冴えず、SMC<6273>も値を下げた。河西工業<7256>が大幅下落、ショーケース<3909>、曙ブレーキ工業<7238>なども下値を探った。日本軽金属ホールディングス<5703>も軟調だった。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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