広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は小幅安 協議難航の中で全体的に様子見=米国株後半

株式 

NY株式14日(NY時間15:41)
ダウ平均   27836.15(-60.57 -0.22%)
ナスダック   10984.15(-58.36 -0.53%)
CME日経平均先物 23135(大証終比:-145 -0.63%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均は小幅安での推移となっている。きょうのNY株式市場でダウ平均は続落して始まった。ただ、売りが一巡すると下げ渋る動きも見られ、ダウ平均は一時プラスに転じる場面も見られた。

 序盤は取引開始前に発表になった7月の米小売売上高が予想を下回ったことで株式市場も上げを一服させたようだ。ただ、下押す動きまでは見られていない。

 追加経済対策やワクチン開発への期待、そして、決算も予想ほどは悪化しなかったことで、安心感から株式市場は再び上値追いの動きを見せている。しかし、追加経済対策で与野党の対立が続いており、議論自体がストップしている状況。共和党からは1兆ドル規模の提案が出ているのに対して、民主党側は3兆ドル規模の提案を行っている。きのう民主党のペロシ下院議長は「共和党が2兆ドルの提案を持って来れば協議に戻る」と語っていた。

 市場では、いずれ成立すると楽観的だが、依然として議論が行き詰まる中で、上値にも慎重になっているものと見られ、前日付近での推移が見られている。

 なお、この日の米小売売上高は予想を下回る内容だったが、自動車や建材を除けば、予想を上回っていた。7月末で失業給付の上乗せが一旦終了した中で、市場からは、米個人消費への先行きに不安を示す内容との見方も出ているが、失業中の米国民が多い中で、自動車や建材といった大物消費財までは購入意欲は高まらないものと思われる。

 IT・ハイテク株には利益確定売りが出ており、ナスダックは下げているものの、そのほかのセクターは強弱まちまちといった状況。きょうの市場は全体的に様子見気分が強いようだ。

 ダウ採用銘柄ではP&G、トラベラーズ、キャタピラーが軟調に推移しているほか、ビザ、アップルも売られている。一方、ウォルグリーン、ボーイング、ダウ・インク、インテルが上昇。

 ナスダックは反落。アップル、アマゾン、アルファベット、AMDが下落しているほか、シスコシステムズが続落。一方、テスラ、エヌビディアが上昇。

 テスラは3日続伸。複数のアナリストから投資判断引き上げが伝わった。

 ワクチン開発のノババックスが続伸。英政府が同社のワクチン候補「NVX-CoV2373」を6000万回分購入することで合意したと伝わった。

 半導体製造装置のアプライドが上昇。5-7月期決算(第3四半期)が予想を上回ったほか、8-10月期も強気な見通しを示した。

 動画配信サービスを手掛ける中国のアイチーイー(愛奇芸)がNY市場で大幅安。前日引け後に米証券取引委員会(SEC)による調査を受けていることを明らかにした。

 百貨店のディラーズが大幅高。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、パンデミックの影響で売上高が35の%大幅な減収となり、1株損益も赤字だったものの、赤字は予想の10分の1以下に留まったことが好感されている

 医薬品の流通を手掛けるマケッソンが上昇。米政府によるワクチン配布のために同社が政府と協力することが明らかとなった。トランプ大統領が会見の中で述べた。

 メディア大手のバイアコムCBSが上昇。今週、創業者のレッドストーン氏が死亡したが、それをきっかけにアクティビスト(物言う株主)が同社の改革を求めて行動するのではとの憶測が広がっている。

ノババックス 145.94(+12.66 +9.50%)
アプライド 67.06(+1.99 +3.06%)
アイチーイー 18.51(-3.18 -14.64%)
ディラーズ 29.18(+2.12 +7.83%)
マケッソン 158.42(+6.23 +4.09%)
バイアコムCBS 27.33(+0.64 +2.40%)

アルファベット(C) 1505.24(-13.21 -0.87%)
フェイスブック 260.39(-0.91 -0.35%)
ネットフリックス 480.90(-0.43 -0.09%)
テスラ 1640.63(+19.63 +1.21%)
アマゾン 3131.59(-29.43 -0.93%)
エヌビディア 459.95(+2.23 +0.49%)
ツイッター 37.78(-0.04 -0.11%)

ダウ採用銘柄
J&J 147.75(-0.25 -0.17%)
P&G 134.65(-1.13 -0.83%)
ダウ・インク 44.76(+0.33 +0.74%)
ボーイング 177.35(+2.62 +1.50%) 
キャタピラー  139.66(-1.01 -0.72%) 
レイセオン  63.51(+0.21 +0.33%) 
ビザ 196.11(-1.47 -0.74%) 
ナイキ 105.99(-0.53 -0.50%)
ウォルグリーン 41.75(+0.75 +1.83%) 
3M 165.69(-0.17 -0.10%) 
エクソンモビル  42.97(-0.04 -0.09%) 
シェブロン 89.93(+0.11 +0.12%) 
コカコーラ 48.29(-0.09 -0.19%) 
ディズニー 130.10(-0.86 -0.66%) 
マクドナルド 206.23(-0.26 -0.13%) 
ウォルマート 132.31(+0.46 +0.35%)
ホームデポ 279.25(-2.41 -0.86%)
JPモルガン 102.26(-0.11 -0.11%)
トラベラーズ  118.38(-0.89 -0.75%)
ゴールドマン  207.99(-0.41 -0.19%)
アメックス 100.13(-0.29 -0.29%) 
ユナイテッドヘルス 322.05(+0.53 +0.16%)
IBM 124.92(-0.11 -0.09%)
アップル  457.34(-2.70 -0.59%)
ベライゾン 58.65(+0.13 +0.22%)
マイクロソフト  208.04(-0.66 -0.32%)
インテル 48.90(+0.34 +0.69%)
ファイザー 37.94(-0.23 -0.60%)
メルク 83.21(-0.33 -0.40%)
シスコシステムズ 42.44(-0.28 -0.66%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 125
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 111
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 119.1
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます