ダウ平均は続伸 第2波や米中問題の雑音も経済再開を優先=米国株序盤
NY株式23日(NY時間09:47)
ダウ平均 26282.02(+257.06 +0.99%)
ナスダック 10150.56(+94.08 +0.94%)
CME日経平均先物 22705(大証終比:+145 +0.64%)
修正:ダウ平均は続伸 第2波や米中対立の雑音も経済再開を優先=米国株序盤
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。ナバロ米大統領補佐官がマスコミでのインタビューで、中国との貿易合意は「終わった」と述べたと報じられ、時間外で市場はリスク回避の動きを強める場面が見られた。
しかし、トランプ大統領が、中国との合意は「全く損なわれていない」と説明したことで、市場には安心感が広がっている。ナバロ氏本人も「私のコメントは文脈から大きく外れて捉えられた。第1段階貿易合意とは全く関係なく、合意は引き続き有効だ」と火消しに回っていた。
市場もひとまず落ち着いた格好だが、米中対立に関してはいずれ、焦点があたる可能性はある。しかし、いまのところは市場も静観の姿勢を決め込んでいるようで、感染第2波と経済再開への期待との間での綱引きを続けている。感染第2波は悪化が伝わっているものの、各国政府は再度経済封鎖を実施する意向は示しておらず、市場も行方を見守っているようだ。その中で市場は経済再開のほうを優先させ上値追いを続けている。
このあと日本時間23時に5月の米新築住宅販売件数の発表が予定されている。2ヵ月連続の回復が見込まれている模様。
ハイテク株の一角が売られているほかは、エネルギーや銀行、産業が上昇。IT株も堅調に推移。
アルファベット(C) 1452.61(+0.75 +0.05%)
フェイスブック 242.65(+3.43 +1.43%)
ネットフリックス 469.00(+0.96 +0.21%)
テスラ 1001.47(+7.15 +0.72%)
アマゾン 2737.30(+23.48 +0.87%)
エヌビディア 381.09(+0.02 +0.01%)
ツイッター 33.60(+0.13 +0.39%)
ダウ採用銘柄
J&J 143.59(+0.20 +0.14%)
P&G 119.05(+1.30 +1.10%)
ダウ・インク 42.18(+0.44 +1.05%)
ボーイング 187.84(-0.68 -0.36%)
キャタピラー 126.86(+1.07 +0.85%)
レイセオン 65.05(+0.01 +0.02%)
ビザ 197.07(+2.11 +1.08%)
ナイキ 100.93(+1.42 +1.43%)
ウォルグリーン 43.74(+0.51 +1.18%)
3M 157.94(+1.25 +0.80%)
エクソンモビル 47.09(+0.67 +1.43%)
シェブロン 92.57(+0.98 +1.07%)
コカコーラ 46.04(+0.30 +0.66%)
ディズニー 116.77(+0.85 +0.73%)
マクドナルド 188.98(+1.52 +0.81%)
ウォルマート 122.29(+0.61 +0.50%)
ホームデポ 251.89(+2.73 +1.10%)
JPモルガン 99.83(+3.08 +3.18%)
トラベラーズ 118.24(+2.01 +1.73%)
ゴールドマン 207.26(+3.84 +1.89%)
アメックス 100.97(+1.53 +1.54%)
ユナイテッドヘルス 292.72(+0.05 +0.02%)
IBM 122.77(+1.70 +1.40%)
アップル 364.63(+5.76 +1.61%)
ベライゾン 55.78(+0.12 +0.22%)
マイクロソフト 203.18(+2.61 +1.30%)
インテル 60.16(+0.07 +0.12%)
ファイザー 33.19(+0.08 +0.24%)
メルク 78.23(+1.48 +1.93%)
シスコシステムズ 45.70(+0.54 +1.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。