続伸、需要見通しのさらなる改善を期待=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=31.96(+0.31 +0.98%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.31~0.68ドル高。その他の限月は0.55ドル安~0.20ドル高。
新型コロナウイルスの流行の抑制に成功した国々は経済活動を再開しつつあり、石油需要が回復していることが相場を引き続き押し上げた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国による協調減産も需給見通しも改善させている。ただ、米石油協会(API)が引け後に発表する週報を控えて上値は伸びなかった。20日には米エネルギー情報局(EIA)が週報を発表する。
時間外取引で7月限は32.91ドルまで堅調に推移したが、前日高値を上抜くことができず、失速した。その後は前日終値を挟んだ上下が続いた。通常取引開始後も方向感は乏しかったが、引けにかけては買いが優勢だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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