ダウ平均は反発 トランプ大統領などの発言にひとまず安心感＝米国株序盤

NY株式22日（NY時間09:45）
ダウ平均　　　27818.32（+52.03　+0.19%）
ナスダック　　　8525.15（+18.94　+0.22%）
CME日経平均先物　23155（大証終比：+25　+0.11%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は反発して始まっている。米中貿易協議に市場は神経質になる中、トランプ大統領からの「合意に近づいている」といった発言や、中国側も合意に向けて取り組んでいる点を強調しており、市場にはひとまず安心感が広がっている。

　ただ、市場からは年内の合意は難しく、来年にずれ込むとの声も出ている。ただ、１２月１５日に予定している中国製品への追加関税は延期されるとも見ているもようだ。

　中国が更なる交渉のためにムニューシン米財務長官とライトハイザーＵＳＴＲ代表を北京に招待したとの報道が流れているが、招待を受け入れたかどうかは不明。

　著名投資家のダリオ氏が２０２０年３月までに世界の株式市場の下落を見込んだポジションを１０億ドル超作ったとの報道が流れていたが、特に市場は気にしていないようだ。

　取引開始前までに発表になった決算では、百貨店のノードストロームやアパレルのギャップが発表していたが、ノードストロームの株価は上昇し、ギャップは小幅安で推移している。

　なお、テスラが電動ピックアップトラック発表していたが、株価は下落の反応。

ノードストローム　36.89（+2.57　+7.49%）
ギャップ　16.00（-0.22　-1.36%）

アルファベット（C）　1306.28（+4.93　+0.38%）
フェイスブック　198.61（+0.68　+0.35%）
ネットフリックス　307.94（-3.76　-1.20%）
テスラ　334.57（-20.26　-5.71%）
アマゾン　1736.73（+2.02　+0.12%）
エヌビディア　211.85（+1.67　+0.79%）
ツイッター　29.66（-0.13　-0.44%）

ダウ採用銘柄
Ｊ＆Ｊ　137.23（+0.79　+0.58%）
Ｐ＆Ｇ　119.72（-0.62　-0.51%）
ダウ・インク　54.11（+0.23　+0.44%）
ボーイング　367.50（+1.06　+0.29%）　
キャタピラー　 143.51（+0.15　+0.11%）　
ユナイテッド　 147.74（+0.44　+0.30%）　
ビザ　180.18（+0.29　+0.16%）　
ナイキ　92.06（-0.10　-0.11%）
ウォルグリーン　61.09（+0.49　+0.80%）　
３Ｍ　165.34（+0.20　+0.12%）　
エクソンモビル　 69.57（-0.10　-0.15%）　
シェブロン　119.14（+0.37　+0.32%）　
コカコーラ　52.89（-0.07　-0.13%）　
ディズニー　147.05（+0.15　+0.10%）　
マクドナルド　192.41（+0.06　+0.03%）　
ウォルマート　119.61（-0.25　-0.21%）
ホームデポ　218.64（+0.10　+0.05%）
JPモルガン　130.81（+0.88　+0.68%）
トラベラーズ　 134.51（-0.18　-0.13%）
ゴールドマン　 219.72（+1.49　+0.68%）
アメックス　119.04（+0.24　+0.20%）　
ユナイテッドヘルス　276.53（-0.02　-0.01%）
ＩＢＭ　134.28（+0.44　+0.33%）
アップル　 261.88（-0.13　-0.05%）
ベライゾン　59.77（+0.16　+0.27%）
マイクロソフト　 150.19（+0.71　+0.47%）
インテル　58.55（+0.33　+0.57%）
ファイザー　37.84（+0.10　+0.27%）
メルク　85.68（+0.22　+0.26%）
シスコシステムズ　45.01（+0.17　+0.38%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美