ドル円は109.20円近辺での推移 来週のパウエル議長の議会証言は影響限定的か=NY為替

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 NY時間の終盤に入ってドル円は109.20円近辺での推移となっている。きょうはリスク選好の雰囲気も一服しており、ドル円もNY時間に入って戻り売りに押される展開が見られている。序盤は米国債利回りが上昇したことでドル円も買いが優勢となり、きのうに引き続き109.50円を試す動きも見られた。

 しかし、トランプ大統領の「米国は中国と関税撤廃で合意していない」との発言をきっかけに急速に戻り売りが強まっている。また、大統領は米国内での調印にこだわっているようだ。

 きのう中国商務省の報道官が「合意を巡る進展の中で、関税を段階的に撤廃することで両国は合意した」と発表したが、ホワイトハウスの対中関税撤廃計画が米政権内部で強い反対に直面しているとの報道も流れていた。市場では、期待感は依然として高いものの、少し様子を見たい雰囲気も出ているようだ。

 200日線が109.05円付近に来ており、いまのところ水準は維持され、リバウンドの流れは堅持している。

 来週は米消費者物価指数(CPI)や小売売上高、鉱工業生産など重要な指標がいくつか予定されているが、やはり、13日、14日に行われるパウエルFRB議長の議会証言が注目となりそうだ。先週のFOMCでは追加利下げを見送りたい意向を強調しており、議長もそれを踏襲するものと思われる。既に市場は十分織り込んでおり、CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは、12月の利下げ確率は5%しかない。少なくとも、ドル安方向へのサプライズはないものと思われ、ドル円への影響も限定的になる可能性もありそうだ。

USD/JPY 109.19

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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