今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、米中通商合意の後ずれ観測で円買い優勢の展開となり、一時108.65円前後まで下落しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
11/7(木)
16:00 独9月鉱工業生産
21:00☆BOE政策金利発表
21:00☆英MPC議事要旨
21:00☆BOEインフレリポート
21:00 メキシコ10月消費者物価指数
21:30 カーニーBOE総裁講演
22:30 米新規失業保険申請件数
27:00 米30年債入札(190億ドル)
27:05 カプラン米ダラス連銀総裁講演
29:00 米9月消費者信用残高
11/8(金)
09:10 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
09:30 RBA四半期金融政策報告
※☆は特に注目の材料
今夜もドル/円を直撃しそうな材料は多くありません。ドル/円相場は、米中通商協議への期待を背景とする上昇が一巡した格好で、方向感がやや出にくい局面に入ったのかもしれません。次なる手掛りと、次なる方向感を模索しながらの相場展開となりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。