今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、米中通商合意への期待感が一服すると輸出企業のドル売り観測などを背景にやや弱含みました。ただ、下値も堅く午後は109.00円台でもみ合う展開となっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
11/6(水)
16:00 独9月製造業新規受注
17:50 仏10月サービス業PMI・改定値
17:55 独10月サービス業PMI・改定値
18:00 ユーロ圏10月サービス業PMI・改定値
18:00 デギンドスECB副総裁講演
18:30 メルシュECB専務理事講演
19:00 ユーロ圏9月小売売上高
22:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
22:30 米7-9月期非農業部門労働生産性・速報値
22:30 米7-9月期単位労働コスト・速報値
23:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
24:00 カナダ10月Ivey購買部協会景気指数
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 米10年債入札(270億ドル)
29:15 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
----- 英議会解散(選挙戦開始)
11/7(木)
09:30 豪9月貿易収支
※☆は特に注目の材料
今夜はドル/円相場の決め手になりそうなイベントは見当たりません。自律的な動きは期待しづらく、欧米市場で株高と長期金利上昇の流れが続くのか途切れるのかがポイントになりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。