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【10月15日予想】日経平均株価の下値めどは?

達人の予想 

75日移動平均線の21300円前後を目安

前週末と比較し日経平均株価は1.8%プラス、TOPIXは1.4%プラス、マザーズ指数は3.5%マイナスとなりました。米国株高や為替が円安方向に動いたことが好感され大型株が上昇した一方、マザーズには資金が流入せず二週続けての下落となりました。 日経平均株価は今週上昇したものの依然米国株の動きにほぼ連動する形となっており、米中貿易問題の進展次第といったところでしょうか。

今のところ米中貿易問題の進展はなく、再度米中関係の悪化懸念が強まり株式市場はいったん下落するのではないかと考えていますが、仮にそうなった場合、日経平均株価の下値の目安としては75日移動平均線の21300円前後になるのではないかと考えています。仮にこの水準を下回れば、20000円割れも視野に入りそうです。

一方サプライズ等で株価が上昇した場合は、直近高値の22255円を超えてくるかどうかがポイントと見ています。仮にこの水準を超えてくれば年末に向けてもう一段の高値を狙えるかもしれません。ただこの水準を超えてこなければ、2019年は21000円から22000円のボックス圏で終わる可能性が高いでしょう。いずれにせよ週明けの株式市場の展開である程度見えてきます。次のトレンドに備えてしっかりと準備しておきましょう。

執筆者 西村剛

執筆者 : 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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