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無視できないアノマリー

達人の予想 

●基本は戻り売り

98年のNYダウと2019年のNYダウの動き(日足)
98年のNYダウと2019年のNYダウの動き(日足)

相も変わらず米中両国の要人発言が相場をややこしくしています。特にトランプ大統領の呟きはポジティブ・ネガティブ両サイドに振れるだけにたちが悪いと言えます。無視できればどれほど楽でしょう。かといって真に受けるのも・・・。昨晩は終値ベースで米2年・10年のスプレッドが逆イールドに。こういった局面では戻り売りに徹することが重要で、下値を売り進むのもご法度と言えるでしょう。このところ当欄でお伝えをしているアナログチャートも依然、98年相場とシンクロした状態であり、米株の思わぬ下落に意識を払っておく時間帯であることは間違いありません。

●アナログチャートを逆手に!

このまま手をこまねいていてもしょうがありません。「8月末買い・12月末売り」戦略をご存知でしょうか。この戦略に最も効果的と言えるのがNZドル円です。過去10年の実績は、9勝1敗、2000年以降で見ても17勝2敗とかなりの高勝率となっています。昨年については、年後半にかけて株が下がり、為替もリスクオフの動きが強まっていたわけですが、わずかとはいえ、この戦略が当てはまっていました。私がこのところ当欄でご紹介しているアナログチャートの形状を見ても、9月までは上値の重い状況、10月から年末にかけて上昇に転じていることから、9月までに何回かに分けてNZドル円を買い、年末にかけて利食いのチャンスを待ってみても良いのでは?と考えるに至った次第です。「相場は確率に賭けるゲーム」と言われています。もちろん、このパターンがピタリと当てはまるかは分かりませんが、これだけの勝率を誇るアノマリーも無視できません。試してみる価値はあるのではないでしょうか。検討いただけたら幸いです。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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