【8月1日予想】円高リスクに注意
割安銘柄、業績好調な銘柄に注目
31日の日経平均株価は下落しました。日経平均株価は前日比0.86%マイナスの21521円53銭、マザーズ指数は前日比0.18%プラスの904.92ポイントとなりました。米国の金利引き下げにより円高リスクがあるのではとの観測やトランプ大統領のツイッターの内容から米中貿易摩擦懸念が再燃したことにより日本株は下落しました。
31日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は50.86%、マザーズ指数のRSI(9日)は51.23%となりテクニカル分析では中立(売られ過ぎでも買われ過ぎでもない)となっています。
7月の株式市場が終了しました。各指標の月間騰落率は、
日経平均株価 +1.2%
TOPIX +0.9%
マザーズ指数 +1.2%
東証2部指数 +2.4%
日経JQ平均 +2.3%
REIT指数 +4.1%
となりました。7月はREIT指数、東証2部指数、日経JQ平均が強い展開となりました。大型株が海外市場の値動きに振られる展開となった一方、東証2部やJASDAQに上昇している小型株の中で業績好調な銘柄が買われたようです。またREIT指数が引き続き好調で高値を更新する展開となっています。株からREITに資金シフトが起こっているのかもしれません。
8月は引き続き大型株は米国株の動向や為替動向に左右されやすい展開が続く一方、第一四半期で業績好調な銘柄やPER等で割安感があり配当利回りの高い銘柄に注目が集まりそうです。8月は業績好調な銘柄、PER等で割安感があり配当利回りの高い銘柄に注目しておきましょう。1日の日経平均株価は小幅高と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。