上昇基調は継続か!?=フェアトレード田村祐一
上昇期待もリスク対策は十分に
6月28日の日経平均株価は、前日比62円25銭安の2万1275円92銭で終了しました。
6月は5月の下落の反動から、6月4日に2万289円64銭の安値をつけて以降、上昇基調の1ヶ月となりました。
さて、この先はどのように動くのでしょうか。
私は、【大幅高になる】と予想します。
注目すべきイベントは、29日に予定している「米中首脳会談」です。
直近の相場は、トランプ米大統領の言動を発端とする米中貿易戦争に
影響を大きく受けています。
米中首脳会談を控え、トランプ大統領は前向きな発言をしており、
今後の協議に向け、進展があることが期待できます。
その場合には、日経平均株価も上昇が期待できるでしょう。
しかしながら、米中首脳会談の結果次第では上にも下にも大きく変動する
可能性が高いことから、過度な期待を持つことは危険でしょう。
フェアトレード(株)所属。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。