小幅続伸、米中首脳会談やOPEC総会を控え模様眺め=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=59.43(+0.05 +0.08%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.05~0.06ドル高。その他の限月は0.18ドル安~0.07ドル高。
今週末の米中首脳会談や来週の石油輸出国機構(OPEC)総会を控えて売買が見送られた。サウスチャイナ・モーニング・ポストは、米中貿易戦争が一時休戦で合意に達したと報じたものの、中国外務省はこの報道を否定した。来週1~2日にかけて行われるOPEC総会では協調減産の延長が検討されているが、減産規模についてはまだ固まっていないもよう。
時間外取引で8月限は58.61ドルまで軟化。通常取引開始後は買いが優勢となり、59.73ドルまでプラス転換したものの、押し戻されて引けた。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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