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【6月24日予想】再度の21000円割れに警戒か

達人の予想 

円高加速でリスク拡大局面へ

21日の日本株市場は大きく下落しました。日経平均株価は前日比0.95%マイナスの21258円64銭、マザーズ指数は前日比1.88%マイナスの890.84ポイントとなりました。前夜の米国株式市場は大きく上昇しましたが、為替が円高方向に動いたことが嫌気され日本株は下落しました。

前週末と比較し日経平均株価は0.7%上昇、TOPIXは0.1%下落、マザーズ指数は2.4%下落しています。

先週の一週間では日経平均株価は米中貿易摩擦懸念から一時21000円を割り込んでいましたが、G20にて米中首脳が会談すると報じられたことから米中貿易摩擦の軟化が期待されたことや米国の利下げ観測が強まったことから米国株が上昇、それを受け日経平均株価は上昇しました。ただ市場全体では依然様子見ムードが強くTOPIX、マザーズ指数ともにマイナスで終わりました。

次週好調な米国ダウ指数は最高値を更新する可能性がある点、またG20を控え米中貿易摩擦の緩和期待から米国株は好調に推移しそうですが、一方米国の金利引き下げ観測から円高が進む可能性もあり波乱の一週間になりそうです。リスク管理に十分ご注意下さい。24日の日経平均株価は大幅安と予想します。

執筆者 西村剛

執筆者 : 西村剛|フェアトレード株式会社 代表取締役

フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。

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