タイソンフーズがプラスに転じる 豚コレラによる上振れリスクに言及=米国株個別
食肉加工のタイソンフーズが上昇。寄り付きはトランプ大統領の対中関税引き上げ表明で全体相場の下落に連れ安したものの、その後に上げに転じている。この日決算を発表した。1-3月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、営業利益率は6.1%と前年の7.1%からは低下している。鶏肉事業の利益率低下が影響した。
また、通期見通しを据え置いた。中国で発生しているアフリカ豚コレラの影響が不透明だとしている。ただ、大きな上振れリスクになる可能性に言及。
(1-3月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.20ドル(予想:1.13ドル)
・売上高:104.4億ドル(予想:102.7億ドル)
・営業利益率:6.1%
鶏肉:4.1%
豚肉:8.5%
牛肉:4.0%
加工食品:12.1%
(通期見通し)
・売上高:430億ドル(予想:424億ドル)
・資本投資:13~14億
(NY時間10:24)
タイソン・フーズ 76.55(+1.46 +1.94%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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