スナップが下落 好決算も材料出尽し感で利益確定売りか=米国株個別
写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップが下落。前日引き後に1-3月期決算を発表しており、1株利益は赤字が続いているものの予想ほどではなかったことや、売上高が39%増加し予想も上回った。加えて、1日あたりのアクティブユーザー数が4四半期ぶりに前四半期から拡大した。同社は声明で、全ての利用者向けにアンドロイド版アプリを刷新し、更新後の1週間でユーザー数は6%伸びたとしている。
このところ同社の復活に期待する声が高まっていたが、今回の決算はその見方を裏付ける内容ではある。しかし、株価は売り先行で始まっている。株価は年初から既に100%超上昇しており、今回の決算で材料出尽し感が出ているのかもしれない。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益:-0.10ドル(予想:-0.12ドル)
・売上高:3.20億ドル(予想:3.07億ドル)
・1日アクティブユーザー数:1.9億人(前期:1.86億人)
(NY時間10:53)
スナップ 11.23(-0.77 -6.38%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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