東京株式(前引け)=小反落、利益確定売りで朝高後に値を消す展開
24日前引けの日経平均株価は前営業日比5円32銭安の2万2254円42銭と小反落。前場の東証1部の売買高概算は5億6322万株、売買代金概算は1兆839億7000万円。値上がり銘柄数は823、対して値下がり銘柄数は1200、変わらずは113銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、朝方は前日の米株高を引き継いだリスク選好の流れで高く始まった。しかし、日経平均は前週来急速に水準を切り上げてきたこともあって、目先買い疲れ感から上値も重かった。今週末からの10連休を控え、主力株などを中心にポジション調整の売りが出て、前場後半から値を消す形となった。前引けはわずかながら前日終値を下回って着地している。ただ、売買代金はやや厚みが戻り1兆円台に乗せた。
個別では、任天堂<7974>が引き続き断トツの売買代金をこなすなか上昇、ファーストリテイリング<9983>も高い。日本電産<6594>が物色人気となり、キーエンス<6861>も上値を追った。資生堂<4911>、武田薬品工業<4502>も値を上げた。りらいあコミュニケーションズ<4708>が大幅高、キヤノンマーケティングジャパン<8060>も値を飛ばした。半面、ソニー<6758>が軟調、日産自動車<7201>も安い。東京エレクトロン<8035>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。シマノ<7309>が急落、ロック・フィールド<2910>も大幅安。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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