アメックスが決算受け小幅高 カード利用増加も予想には及ばず=ダウ採用銘柄
アメックスが小幅高。取引開始前に1-3月期決算を発表しており1株利益は予想を上回った。米政府機関閉鎖やそれに伴う税還付の遅延もあり、会員のカード利用は2957億ドルと4%増加した。ただ、予想の3040億ドルには及ばなかった。
貸倒引当金が前年比で4%増加したほか、マーケティングや開発、そして、訴訟の費用が圧迫し総費用は11%増加した点も嫌気されている。2029年までの長期契約更新となったデルタ航空の企業ブランドカードへの支出も圧迫。
なお、通期見通しは据え置いた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):2.01ドル(予想:1.98ドル)
・営業収益:103.6億ドル(予想:105億ドル)
・貸倒引当金:8.09億ドル(前年比4%増加)
・総費用76億ドル(前年比11%増加)
・実効税率:20.8%
(NY時間10:14)
アメックス 112.49(+0.73 +0.65%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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