東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、風向きは順風も上値に重さ
18日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比3円安の2万2274円と小幅反落。
前日の米国株市場ではNYダウがわずかに反落したものの利益確定売りをこなして底堅さを発揮しており、外国為替市場で1ドル=112円前後でもみ合うドル・円相場を横目に東京市場の風向きは悪くない。中国景気の改善期待や米中貿易協議で合意が近いとの思惑が投資家心理にポジティブに作用している。米国では半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日最高値更新を続けており、東京市場でもこの流れを継いで同関連株などへの物色人気が継続する公算が大きい。ただ、日経平均は前日まで5連騰でこの間に600円近い上昇をみせていることもあって、目先的には利食い圧力も意識され上値も重い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種が高く、値上がり上位に銀行、輸送用機器、鉱業など。一方、値下がりで目立つのは医薬品、精密機器、紙パルプなど。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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