バンカメが下落 利益は確保も営業収益が伸びず苦戦=米国株個別
バンカメが下落。取引開始前に1-3月期決算を公表しており、コスト削減が奏功し1株利益は予想を上回ったものの、営業収益は予想を下回った。金利収入は123.8億ドルと前年比で3%増加したものの、伸びは昨年の半分に留まっている。今年に入ってFRBの利上げが止まったものの、他の逆風が懸念が企業や家計の行動を慎重にさせたと述べている。一方、市場のボラティリティー低下でトレーディング収益も減少した。ただ、予想は上回っている。
・1株利益(調整後):0.71ドル(予想:0.66ドル)
・営業収益(支払利息控除後):230億ドル(予想:232億ドル)
金利収入:123.8億ドル
トレーディング:35.5億ドル(予想:34.9億ドル)
株式:11.9億ドル(予想:12.1億ドル)
債券・通貨・商品(FICC):23.6億ドル(予想:22.7億ドル)
投資銀行:13億ドル(予想:12.9億ドル)
ウェルス・アンド・インベストメント:48.2億ドル
(NY時間10:32)
バンカメ 29.13(-0.71 -2.38%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。