【東京市場】ドル円小動き、米経済の減速は世界経済の向かい風に
22日の東京外国為替市場で、ドル円は110円後半で小動き。週末であることに加えて、月末・四半期末・年度末の接近で動意が鈍っている。
今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、景気減速に配慮し年内の利上げ停止を示唆したほか、バランスシートの縮小停止計画を公表し、ハト派寄りの方針を明確化したが、FOMC後はドル売りに偏っていない。世界経済をけん引する米経済の減速は世界に対する逆風がさらに強まったことを意味し、ドル安が他の通貨を押し上げることにつながっていない。
ユーロ円は126円ちょうど付近、ポンド円は145円半ば、豪ドル円は78円後半で推移し、東京時間帯の値動きは限定的。ユーロドルやポンドドル、豪ドル/ドルにも目立った値動きはみられなかった。
minkabu PRESS編集部