反落、世界的な景気減速懸念が根強い=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=54.56(-0.70 -1.27%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.70~0.66ドル安。その他の限月は0.59ドル安~0.06ドル高。
世界的な景気減速懸念が相場を圧迫するなかで、11月の米製造業新規受注が2ヶ月連続で前月比マイナスとなったことが嫌気された。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が今月から日量120万バレルの協調減産を開始していることや、ベネズエラの供給懸念が下値を支えた。米株式市場が上昇したことも、原油市場の下げを限定した。
時間外取引で3月限は55.75ドルまで上昇し、昨年11月以来の高値を更新した。ただ、買いは続かずマイナス転換すると、通常取引序盤には53.29ドルまで下げ幅を拡大したが、安値からは切り返して引けた。
minkabu PRESS編集部
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執筆者 : MINKABU PRESS
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