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ダウ平均は横ばい アルファベットの決算待ちの雰囲気も 中東情勢は依然重石に=米国株概況

株式 

NY株式22日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
ダウ平均   52218.58(-6.06 -0.01%)
S&P500    7498.96(-10.24 -0.14%)
ナスダック   25690.90(-146.31 -0.57%)
CME日経平均先物 66480(大証終比:+410 +0.62%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばいの一方、ナスダックは上値の重い展開が見られた。本日の半導体株は下落して始まったものの、下値での押し目買いも出て下げ渋っていた。

 一方、引け後のアルファベット<GOOG><GOOGL>の決算発表を前に様子見の雰囲気も広がっていた。投資家は、巨大ハイパースケーラーがAIに投じている巨額投資が本当に収益に繋がるのかを見極めようとしている。

 アルファベットは第1四半期に今年の設備投資を昨年の水準から2倍超となる最大1900億ドルへ引き上げる計画を示していた。投資家は今回の決算で、その巨額投資が実際に収益を生み始めていることを示す材料を求めている。世界のAIインフラを構築する企業にとっては、現在の高い企業価値を正当化させるためにも、設備投資の拡大が不可欠となっている。

 アナリストは「アルファベットが発表するのは単なる決算ではなく、AI投資サイクル全体の健全性を示すものだ。経営陣がAI投資への姿勢を少しでも後退させるような発言をすれば、グーグルだけでなく、AIインフラ投資全体の持続性にも疑問を抱くことになるだろう」と指摘している。

 もっとも、「設備投資を増やすだけでは不十分で、投資家はその支出が実際に収益を生み出していることの証拠をこれまで以上に求めている」とも語った。

 一方、原油高が続いているこも投資家心理を圧迫。米国とイランの交渉再開にメドが見えず、トランプ大統領も攻撃の継続を示唆する中、中東情勢は引き続き圧迫している。北海ブレントは95ドル台、WTIは88ドル台に一時上昇した。

 AT&T<T>が決算を受け上昇。ポストペイド携帯の純増契約数が予想を上回ったほか、2028年までの長期財務目標を据え置き、配当と自社株買いを通じて、総額450億ドルを株主へ還元する計画を改めて示すなど、今回の決算は同社の業績回復を鮮明に示した。

 サーバーのスーパー・マイクロ<SMCI>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)の暫定データを公表し、売上高は従来のガイダンスの下限付近を見込んでいるものの、粗利益率は顧客構成や製品構成の改善が寄与し、従来から大幅に上方修正した。また、受注残が過去最高を更新し、新規受注は600億ドル超を見込んでいる。

 SNSのレディット<RDDT>が下落。アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルによるAI向け学習コンテンツの利用を停止させることを協議していると伝わった。

 電力システムのGEベルノバ<GEV>が決算を受け下落。年初来で株価は65%上昇しおり、好調な決算ではあったものの反応は鈍い。また、風力発電事業の低迷にも引き続き直面している。

 ナイキ<NKE>が下落。同社が、2027年1月には中国でトップスポーツ、宝勝国際などとの電子商取引の提携を終了する計画を発表したことが嫌気された。

 ソフトウエア開発のペガシステムズ<PEGA>が決算を受け大幅安。顧客が購入判断を先送りしたことから、年間契約額(ACV)の成長が年前半に大幅に鈍化したと説明。

 セルデックス・セラピューティクス<CLDX>が下落。炎症性疾患の治療薬として開発中の抗体医薬「バルゾルボリマブ」が、まれな慢性皮膚疾患である結節性痒疹(ようしん)患者を対象とした第2フェーズのプラセボ対照試験で、主要評価項目および重要な副次評価項目を達成できなかったと発表した。

AT&T<T> 23.04(+0.78 +3.50%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 30.56(+5.06 +19.84%)
レディット<RDDT> 170.38(-15.46 -8.32%)
GEベルノバ<GEV> 985.03(-93.78 -8.69%)
ナイキ<NKE> 42.21(-0.75 -1.75%)
ペガシステムズ<PEGA> 25.99(-4.95 -16.00%)
セルデックス<CLDX> 34.77(-0.89 -2.50%)

マイクロン<MU> 959.48(-11.34 -1.17%)
インテル<INTC> 102.62(-2.83 -2.68%)
サンディスク<SNDK> 1599.27(+9.87 +0.62%)

アップル<AAPL> 325.89(-1.85 -0.56%)
マイクロソフト<MSFT> 390.34(-7.41 -1.86%)
アマゾン<AMZN> 244.85(-2.70 -1.09%)
アルファベットC<GOOG> 341.91(-4.28 -1.24%)
アルファベットA<GOOGL> 342.09(-5.06 -1.46%)
テスラ<TSLA> 374.01(-4.92 -1.30%)
スペ-スX<SPCX> 115.26(-8.28 -6.70%)
メタ<META> 627.17(-16.64 -2.58%)
エヌビディア<NVDA> 212.06(+4.77 +2.30%)
AMD<AMD> 552.33(+7.90 +1.45%)
イーライリリー<LLY> 1163.01(-12.40 -1.05%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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