【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 中長期的な序章トレンドの中での押し目形成
【通貨別まとめと見通し】スイスフラン円 中長期的な序章トレンドの中での押し目形成
先週から昨日までのまとめ
3月9日から週半ばにかけて、スイスフラン円は強含みの展開となった。3月11日には一時204.024の高値を付け、非常に強いフラン買い・円売りの勢いを示した。しかし、週末にかけてはポンド円やユーロ円と同様に調整売りが先行し、3月16日の欧州時間には一時201.110まで値を下げる場面があった。
週明け3月16日のニューヨーク市場では、201円台前半での底堅さを確認すると徐々に反発し、201.90付近まで値を戻して取引を終えた。高値圏での利益確定売りをこなしながら、依然として中長期的な上昇トレンドの押し目形成の範囲内に留まった一週間であった。
テクニカル分析
レジスタンス1: 203.10(3月13日の戻り高値目安)
レジスタンス2: 204.02(3月11日の直近最高値)
サポート1: 201.70(直近の反発サポート)
サポート2: 201.11(3月16日の安値)
RSI (14) 直近では53付近まで回復しており、中立(ニュートラル)な状態にある。先週の「売られすぎ」水準(30付近)からの反発が一段落し、次のトレンド形成に向けたエネルギーを蓄えている状態である。
MACD マイナス圏ではあるものの、シグナル線を上抜けるゴールデンクロスが形成されている。ヒストグラムも縮小からプラス圏への転換を見せており、反発の継続性が期待される形状となっている。
トレンド:中期上昇トレンドは継続中であるが、短期的には204.00を頂点とした「調整局面」から「反発局面」への移行期にある。201.11の安値が短期間で反発しているため、ここが当面のサポートとして意識されている。
今週のポイント:
今週の想定レンジ 200.50 - 204.50
【メインシナリオ】サポート維持による高値再挑戦
201.50-202.00のレンジを足場に、MACDの好転を背景として上値を追う。
ターゲット: 203.00を突破し、前週高値204.02の再試行から204.50を目指す。
根拠: 201.11での底打ち確認と、テクニカル的な反発サイン。
【対抗シナリオ】サポート割れによるレンジ下限への調整
日銀の政策修正が極めてタカ派的な内容であった場合や、世界的なリスクオフの発生。
ターゲット: サポート2の201.11を明確に割り込み、200.50付近まで下落。
根拠: RSIの失速およびMACDのデッドクロス再発生。フラン円のロングポジションの巻き戻し加速。
今週の主な予定と結果
スイス
03/17 16:30 生産者輸入価格 (2月) 前回 -0.2% (前月比)
03/19 17:30 中銀政策金利 (2026年 第1四半期) 予想 0.0% 前回 0.0% (スイス中銀政策金利)
執筆者 : MINKABU PRESS
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