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東京株式(大引け)=134円高で4日続伸、一時3万6000円台乗せも伸び悩む

株式 

 28日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸。前週末の米株式市場でハイテク関連株が堅調に推移したことを支えに買いが先行し、一時3万6000円台に乗せた。ただ積極的に買い上がる姿勢は広がらず、朝高後は戻り待ちの売りに押されて伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比134円25銭高の3万5839円99銭。プライム市場の売買高概算は20億1503万株。売買代金概算は4兆7221億円となった。値上がり銘柄数は1107と全体の約67%となり、値下がり銘柄数は487、変わらずは39銘柄だった。

 トランプ米政権の関税政策を巡る警戒感が和らぐなかで前週末の米株式市場ではナスダック総合株価指数が1%を超す上げとなった。日本国内では企業による自社株買いや増配の発表が相次ぎ、投資家心理を上向かせた。朝方に日経平均は上昇幅が350円を超え、一時3万6075円26銭と取引時間中として3月31日以来の高値をつけた。日銀が30日から5月1日の間に開く金融政策決定会合を巡っては、政策は現状維持の公算が大きいと国内メディアが相次いで報じたものの、銀行株は堅調に推移。非公開化の検討報道が出た豊田自動織機<6201>がストップ高に買われ、東証33業種中、輸送用機器が上昇率でトップとなったほか、建設業の上げが目立った。下落は繊維製品など6業種だった。

 翌29日の東京市場は祝日のため休場となるほか、週内は米国で重要経済指標の発表も相次ぐ。日経平均は直近で急ピッチに戻していたことを背景に利益確定目的の売りも出て、午後に入ると上げ幅を67円まで縮小する場面があった。市場全体に次第に膠着感も強まったものの、TOPIXのリバランスに伴う影響で、売買代金は4兆7000億円台と前営業日から増加した。

 個別ではトヨタ自動車<7203>やコマツ<6301>、日立建機<6305>が値を上げ、アステラス製薬<4503>やディー・エヌ・エー<2432>が堅調推移。信越化学工業<4063>とサイゼリヤ<7581>が株価水準を大きく切り上げたほか、きんでん<1944>や三井E&S<7003>が急騰。愛知製鋼<5482>やアンリツ<6754>、SHIFT<3697>が大幅高となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱重工業<7011>、大和証券グループ本社<8601>が堅調に推移した。

 一方、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、日東電工<6988>が売られ、東レ<3402>や野村ホールディングス<8604>、住友重機械工業<6302>が下値を探る展開。フジクラ<5803>や中外製薬<4519>が軟調に推移し、さくらインターネット<3778>と三菱鉛筆<7976>が急落した。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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