アジア株 まちまち、香港株は大幅続落
東京時間17:47現在
香港ハンセン指数 23783.49(-447.81 -1.85%)
中国上海総合指数 3366.16(-6.38 -0.19%)
台湾加権指数 22459.15(-116.92 -0.52%)
韓国総合株価指数 2570.39(+6.91 +0.27%)
豪ASX200指数 7962.30(+14.13 +0.18%)
インドSENSEX30種 74396.31(+63.73 +0.09%)
10日のアジア株は、まちまち。上海株は小幅続落。香港株は大幅続落。トランプ関税による米中対立激化への警戒感や9日に発表された2月の中国消費者物価指数がマイナスに転じるなど中国景気の先行き不透明感が重石となって売り優勢で推移した。豪州株は小反発。原油高などを受けて、エネルギーや素材関連株を中心に上昇した。
上海総合指数は小幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技が買われる一方で、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、ソフトウエアメーカーの北京金山弁公軟件、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。繊維メーカーの申洲国際集団控股、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)が売られた。
豪ASX200指数は小反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。