午前は円高が進行、その後反転=東京為替概況
午前は円高が進行、その後反転=東京為替概況
昨日海外市場でドル安円高が優勢となった。日銀の早期利上げ期待が高まり、ドル円は152円台から151円20銭台まで下落。安値を付けた後、151円台半ばが重くなったこともあり、東京朝にもう一段の円高となり、150円96銭と12月20日以来のドル安円高となった。
しかし、今週インフレ関連発言で円高を誘った赤澤再生相が、デフレ脱却に至っていないとややトーンダウンしたこともあって円売りが進行。今晩の米雇用統計を前に行き過ぎた円買いへの警戒感もあって午前中に151円70銭超えまで上昇。午後は高値圏もみ合いとなった。
ドル円同様に午前中に下げて156円76銭を付けたユーロ円は午前中に157円59銭まで反発。午後は少し落としたところでもみ合い。
ユーロドルは1.03台後半推移。少しドル高基調で上値が重く朝の1.0391から午後に1.0373を付けている。
MINKABUPRESS 山岡
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執筆者 : MINKABU PRESS
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