東京株式(寄り付き)=反発、米株大幅高受け買い戻し優勢
23日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比338円高の3万9040円と反発。
前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく水準を切り上げた。NYダウは前週18日に1100ドルを超える急落に見舞われ50年ぶりに10日連続安を記録したが、目先は自律反発局面に移行している。この日は一時870ドルあまりの大幅高をみせる場面もあった。発表された11月のPCEデフレーターは前年同月比で事前コンセンサスを下回ったほか、FRB高官のハト派寄りの発言などを受け、市場センチメントが改善した。東京市場でも米株高を受け、押し目買いや空売り買い戻しが入り日経平均は7日ぶりに切り返す展開に。もっとも、今週は海外投資家がクリスマス休暇に入ることで実需買いが入りにくい面もあり、全体売買代金は盛り上がりを欠きそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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