ドル買い優勢、OECDはトランプリスクを指摘=ロンドン為替
ドル買い優勢、OECDはトランプリスクを指摘=ロンドン為替
ロンドン序盤は円安とともにドル高の面も指摘される。欧州株高とともに米10年債利回りは4.22%付近から4.25%付近まで上昇している。OECD世界経済見通しが公表されているが、「貿易摩擦と保護主義の激化で成長へのリスク高まる」とトランプリスクが指摘された。その一方で、「保護主義の再燃で貿易の回復が妨げられなければ、世界経済は今後2年間安定的に成長する見通し」との楽観的な見方も示されていた。
ドル円は150.78近辺まで高値を伸ばしている。東京朝方の149.53近辺からは1円超の上昇となった。ユーロドルは1.0483から1.0529までのレンジで振幅。ロンドン序盤にはイタリア非製造業PMIが予想外に50割れとなったことなどで、売りが優勢だった。ポンドドルは1.2630から1.2702までのレンジで上下動。ユーロドルとともに売りに押される場面があった。
USD/JPY 150.58 EUR/USD 1.0502 GBP/USD 1.2677
執筆者 : MINKABU PRESS
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