アジア株 総じて下落、台湾株は続落
東京時間17:52現在
香港ハンセン指数 19601.11(-103.90 -0.53%)
中国上海総合指数 3370.40(+2.42 +0.07%)
台湾加権指数 22555.66(-132.70 -0.58%)
韓国総合株価指数 2480.63(-1.66 -0.07%)
豪ASX200指数 8322.96(-3.33 -0.04%)
インドSENSEX30種 77093.13(-485.25 -0.63%)
21日のアジア株は総じて下落。前日のナスダックの下落やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落に加えて、米半導体大手エヌビディアの決算は良好だったものの、高すぎる市場の期待には届かなかったもようで同社株が時間外取引で下落したこともハイテク関連株の重石となった。上海株はほぼ変わらず。前日終値を挟んでの振幅が続いた。米中対立への警戒感と当局による景気刺激策への期待感の綱引きとなった。台湾株は続落。ハイテク関連株を中心に売り優勢で推移した。
上海総合指数は小幅続伸。ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、ソフトウエアメーカーの北京金山弁公軟件、家電メーカーの四川長虹電器が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
香港ハンセン指数は反落。電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)が買われる一方で、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、ガラス製品メーカーの信義玻璃控股(信義ガラス)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続落。ほぼ変わらず。銀行大手のウエストパック銀行、産金会社のノーザンスター・リソーシズ、医療機器メーカーのレスメドが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、小売会社のウールワース・グループが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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