【本日の見通し】上値やや重いも、下がると買いが出る流れ
【本日の見通し】上値やや重いも、下がると買いが出る流れ
先週末の米雇用統計による米国の大幅利下げ期待後退を受けたドル買いにより昨日東京朝に149円10銭台を付けたが、心理的に大きな節目となっている150円を前に伸び悩みを見せ、いったん調整の動き。ただ押し目は147.86円までにとどまり、朝は148円台を回復。下値しっかり感も出ている。
ドル円は9月中旬にいったん139円台まで下げた後の戻りを見せている。米国の大幅利下げ期待の後退に加え、日銀の早期利上げ期待後退による日米金利差の縮小などがドル円の支えとなっている。
今日も底堅さは継続と見ており、ドル円は148円ちょうど前後を中心とした動きか。
先週末の米雇用統計ほどの大きな材料がないだけに、流れが変わりにくい面もある。じっくりとした流れから、150円トライの機会をうかがう展開を見込んでいる。
ユーロ円などクロス円も基本的にしっかりを意識も、上値追いには少し慎重。
ユーロドルは1.09台後半を中心に次の流れを見極める展開か。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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