ドル買い一服 今夜は米新規失業保険申請件数、FRBはインフレから労働市場重視に
ドル買い一服 今夜は米新規失業保険申請件数、FRBはインフレから労働市場重視に
米FOMC大幅利下げは想定内。「噂で買って事実で売る」という典型的な動きが広がり、東京時間午前はドルの買い戻しが強まった。ドル円は一時143.95円付近まで上昇、早朝の安値141.90円付近から2円以上も上昇した。その後ドル買いは一服しており、ユーロドルやポンドドルは往って来い。ドル指数と米10年債利回りは上昇幅を縮小している。米株先物とアジア株が上昇しておりリスク選好で、円は下落している。
FRBはインフレ抑制から労働市場の冷え込み食い止めに重心を移すようだ。きょうはさっそく米新規失業保険申請件数(14日終了週)が発表される。パウエルFRB議長はきのう、追加利下げを急がない姿勢を示したが、雇用指標が予想よりも弱い内容となれば今後も50bpの大幅利下げが続くとの見方が広がる可能性も。
新規失業保険申請件数(14日終了週)21:30
予想 23.0万件 前回 23.0万件
執筆者 : MINKABU PRESS
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