ドル円不安定な動き続く、植田日銀総裁発言を警戒 先日の金融市場混乱は米経済への懸念と指摘
ドル円不安定な動き続く、植田日銀総裁発言を警戒 先日の金融市場混乱は米経済への懸念と指摘
植田日銀総裁は、先日の金融市場の混乱は米国経済への懸念が要因だと指摘。米経済に対する過剰な懸念は調整されたと述べ、先日の相場乱高下を米国のせいにした。
7月会合での利上げについては、インフレが日銀の予想とほぼ一致したためと説明。内外の金融資本市場は引き続き不安定だとして、極めて高い緊張感をもって相場を注視すると述べた。
植田総裁が話し出すとドル円は一時146円台を割り込んだが、その後はもみ合い。円高を受け日経平均は一時マイナス圏に転じた。今のところ、特に「ハト派」でも「タカ派」でもなく、これといって目立った発言はない。ただ、植田総裁の発言は12時まで続き、午後1時からも予定されていることから引き続き警戒が必要。
執筆者 : MINKABU PRESS
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