米雇用者数の伸び 発表値よりもはるかに弱かった可能性、ゴールドマンサックス最大で100万人減予想
米雇用者数の伸び 発表値よりもはるかに弱かった可能性、ゴールドマンサックス最大で100万人減予想
本日日本時間23時に米労働統計局(BLS)が基準改定値(速報値)(2023年4月から2024年3月までの1年間)を公表するが、米雇用統計が当初よりもはるかに弱かった可能性がある。
今年3月までの1年間の雇用者数の伸びが現在よりも少なくとも60万人(月あたり約5万人)少ないと予想する金融機関がある。米ゴールドマンサックスにいたっては最大で約100万人の減少を見込んでいる。大幅な下方修正となれば、米雇用市場が今年4月よりも前にすでに冷え込んでいたことになるとの見方もあり、9月FOMC会合で50bp、もしくはそれ以上の大幅利下げに踏み切るのではないかとの声も聞かれる。23日にパウエルFRB議長がジャクソンホール会合で経済について講演する予定となっており、より一層注目度が高まった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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