NZ経済研究所 NZ経済に対し悲観的な企業が第1四半期に増加、ハードランディングのリスク高まる

NZ経済研究所　NZ経済に対し悲観的な企業が第1四半期に増加、ハードランディングのリスク高まる

NZ経済研究所（NZIER）が四1半期の企業意識調査を発表した。
企業の23%が経済の悪化を予想、第4四半期の2%から増加した。企業の11%が第2四半期により悪化すると予想しており、今後数カ月でNZ経済がさらに減速することを示唆している。また、11%の企業が第1四半期に従業員を解雇する予定、第2四半期に新たに採用すると答えた企業はわずか2%だった。

高金利が需要を抑制しており、ハードランディングのリスクが高まっている。ハードランディングに陥れば当然のことながらインフレが減速し、NZ中銀はより早く金利を引き下げることができる。NZIERはNZ中銀がオフィシャル・キャッシュレートを2025年5月まで5.50%に据え置くと予想。