ロシアがオデーサ攻撃、ゼレンスキー大統領とギリシャ首相が訪問中に

　ロシアがウクライナ南部のオデーサをミサイル攻撃した。ウクライナのゼレンスキー大統領とギリシャのミツォタキス首相が同市を訪問中だった。ブルームバーグが伝えた。ゼレンスキー大統領によれば、６日朝に発生したこの攻撃で数人が死傷した。黒海に面したオデーサは頻繁にロシアのミサイルや無人機の標的となっている。

　ギリシャ首相府の声明によると、両国首脳は穀物輸出回廊の運営やウクライナのエネルギーおよび復興について話し合った。ミツォタキス首相は、ウクライナに対するギリシャの継続的な支援を改めて表明した。

　ギリシャは２０２２年のロシアの侵攻開始以来、ウクライナを支援しており、軍事・人道援助や、同国のパイロットにＦ１６戦闘機の操縦訓練を提供している。