ベライゾンが決算受け上昇 個人向け携帯電話の契約数が増加に転じる=米国株個別
(NY時間09:40)(日本時間23:40)
ベライゾン<VZ> 41.45(+1.87 +4.72%)
ダウ採用銘柄のベライゾン<VZ>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。また、通期ガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益の見通しを示したことが好感されている。3四半期連続で減少していた個人向け携帯電話の契約数が増加に転じたことも追い風となっている模様。コンシューマー・グループの携帯電話契約数は31万8000件の増加に転じた。
アナリストからも前向きな見方が出ており「堅調な業績は新しいマイプランの無制限提供、販売員へのインセンティブの調整、Cバンド周波数帯の増設が新規ユーザーを引き付けたことを示唆している。最新の施策が後押しとなり、この勢いが続く可能性を示している」と指摘している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:1.08ドル)
・売上高:351億ドル(予想:345億ドル)
コンシューマ:270億ドル(予想:264億ドル)
法人向け:76.0億ドル(予想:77.3億ドル)
ワイヤレス:284.5億ドル(予想:276.5億ドル)
サービス:194億ドル(予想:194.4億ドル)
機器:74.7億ドル(予想:68.4億ドル)
サービス・その他:276.6億ドル(予想:276.7億ドル)
・ワイヤレスポストペイド契約数増減:+146万件
・FIOS:+5万5000件(予想:+5万9000件)
・EBITDA(調整後):117億ドル(予想:117億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.55~4.70ドル(予想:4.58ドル)
・ワイヤレス・サービス:2.0~3.5%
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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