日本2年債利回りがマイナスに、昨年7月以来 日銀マイナス金利解除さらに遅くなるとの見方増えつつある

日本2年債利回りがマイナスに、昨年7月以来　日銀マイナス金利解除さらに遅くなるとの見方増えつつある

日本の2年債利回りが-0.004%と、昨年7月以来のマイナスに。10年債利回りも低下、0.54%台を割り込んでいる。マイナス金利解除の時期がさらに遅くなる可能性があるとの見方が増えつつある。

当初、海外勢はマイナス金利解除を1月と見ていたが、1月1日の地震と実質賃金や東京都CPIなどの弱い統計を受け、解除は3月-4月に後ずれとの見方が強まった。さらに、日銀が成長率と物価見通しを下方修正する方向で検討しているとの先週末の報道が週明け再び意識されている。